ハリセンボン
ハリセンボン科の魚は全世界の熱帯から温帯に広く分布し、6属20種類ほどが知られている。全長は15cmほどのものから70cmを超えるものまで種類によって異なる。腹びれがないこと、顎の歯が癒合していること、皮膚が厚いこと、敵に襲われると水や空気を吸い込んで体を大きく膨らませること、肉食性であることなど、フグ科と共通した特徴を多く持っている。ただし、フグ科の歯は上下2つずつ、合計4つになっているのに対し、ハリセンボン科の歯は上下1つずつ、合計2つである。科のラテン語名 Diodontidae(2つの歯)もここに由来する。また、フグによく似るが毒はない。
- 学名
- : Diodontidae
- 原産地
- : 世界中の熱帯、温帯域
- 飼い方
- : 水温:24度前後
餌:冷凍の魚の切り身やエビ、イカ、貝のむき身で慣らし、徐々に人工餌へ
混泳:肉食性が強いため小さな魚は注意
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